良縁-その先の人生を見つめて

はじめに

はじめに

※以下の文章は、『全国仲人連合会 良縁-その先の人生を見つめて』平成15年(2003年)10月発行された書籍からの引用です。
著者である、全国仲人連合会 宮原祐輔社長の了解を得て掲載しています。
記載内容が当時と違っている部分があります。
最新内容は必ず全国仲人連合会の公式サイトでご確認ください。


 結婚年齢や出産年齢の高齢化、少子化といった声があがるようになって久しいこの頃ですが、一生を独身で通したいと考えている人は、昔も今もそう多く ないでしょう。いくつになっても、心のどこかで「いつか自分に合った人に巡り合って結婚したい」と考えている人がほとんどではないでしょうか。
生まれ育った家族のもとを出て、自分自身の家族を作ろうとするときに、さまざまな疑問や逡巡が生じるのは自然なことです。でも、さいわいなことに、日本には昔から仲人さんという存在がありました。
新しい家族への一歩を踏み出すときに、疑問やためらいを相談でき、背中をポンと押してくれる人が、全国仲人連合会の仲人さんたちです。
結婚は、それまで他人だった二人の人間関係が家族を作っていくことですから、コンピュータなどの機械を作って相性を知るだけではどうしても不十分で、仲人さんたちの豊富な経験に裏付けられた人間味が必要になってきます。
日本古来のこうした仲人システムの良い部分を取り入れた全国仲人連合会を父、宮原嘉壽が設立したのは三十五年前です。それから現在までの間に、七万組のカップルが成婚し、現在の総会員数は四万人にのぼります。担当した仲人さんのもとには、毎年成婚された御夫婦からの年賀状や、子どもが生まれたとい ううれしい知らせが続々と届けられていて、仲人さんたちもこうした声を励みに日々努力しています。

父は、まだ「結婚相談所」という概念そのものがなかった時代に、日本で初めて仲人をシステム化した人物です。それから月日とともに信用を重ねていって、現在では日本で最大規模の結婚相談所とな り、平成十二年、十四年と、二度にわたって紺綬褒章をいただきました。時とともに、「結婚相談所」という存在も人々に知られるようになり、来年からクーリ ングオフなどの規制の対象とされるようになったのも、社会的に認知された証拠だとうれしく思っています。

創立三十五年を機に、日ごろから会員さんや仲人さんたちに伝えてきたこと、培ってきた経験をもとに成婚力をえるためのちょっとした知識、そして創立から現在までの歴史を一冊にまとめてみました。
これまで私どもの会に関わってくださった多くの方に感謝いるとともに、この本によって一人でも多くの方が私どもの会について知り、父がよく言っていた「お互いをよく知ったうえでの“知的”で幸せな結婚」に結びつけば、と願ってやみません。

全国仲人連合会
代表 宮原 祐輔

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