良縁-その先の人生を見つめて

第2章 すぐに結婚が決まる人、なかなか決まらない人

条件を限定すればするほど決まりにくい

相手を非常に限定する人も決まりにくい人です。
ある二十代後半の女医さんがいるのですが、彼女が相手に求める条件は東大のしかも理数科出身というものです。あるとき、理数科ではなかったものの東大の法学部を卒業された方をおすすめしたのですが、「うーん……」と一言いながら渋ってしまいます。でも、とにかく会ってみるということでお見合いし交際に入ったのですが、「忙しい」と言ってなかなか次に会う日をセッティングしません。男性が週末に電話すると「忙しいから週半ばに連絡してください」と言い、それではと指定したころに電話すると、今度は「学会が入りました」。そんなことが何回か続いて、ついに男性は「もういいです」と仲人さんに断りの連絡をしてきたそうです。
また、四十代前半のフライトアテンダントで、相手は初婚でなくてはだめだとおっしゃる方もいます。なぜかと問うと「子どもを三人くらい欲しいから」という答え。「再婚の方は子どもがいる可能性が高いので、もう子どもを作りたがらないけれど、初婚の方はきっと欲しがるだろうから」というのがその理由なのです。けれども、それは彼女の予測であって、実際に子どもが欲しいか欲しくないかは、その人に聞いてみなくてはわかりません。女性の出産年齢には限りがあることを考えれば、なるべく選択肢は広いにこしたことはないでしょう。そうやって自分から条件を狭めてしまえばしまうほど、縁に出会う間口もまた狭まってしまいます。
私どもの会員さんでは数少ない職業の方を希望される方も、やはり決まりにくくなります。
ご自身はソムリエの資格を持ち、できれば自営業者の方と結婚してその資格を生かしたいと望んでいらっしゃるお嬢さんがいます。ソムリエの資格を生かす仕事となると、レストランやバーなどの経営者となるのでしょうが、私どもでは原則として水商売の方はおあずかりしないことになっています。何度かサラリーマンの方とお見合いしたのですが、うまくいかないので「自営業者」ということで範囲を広げ、最近そのうちの一人と交際が始まりました。
また、農家志望の女性もいます。いつ何時、何が起きても、土地さえあれば作って食べていくことができるからというのがその理由です。農家に嫁が来ないと嘆く人が多い昨今、本来ならば引く手あまたなのでしょうが、私どもの会員さんのなかにはほとんどいらっしやらないので、これまたむずかしい条件です。
夢と結婚を重ね合わせて考えてしまう、それも非常に限定してこだわりすぎてしまうというのも、女性の特徴と言えるかもしれません。

※現在は職業により入会をお断りすることはありません。

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