良縁-その先の人生を見つめて

第3章 お見合いの常識と非常識

条件には「人物本位」を挙げるのがいちばん

会員希望者を登録する際には、相手に求める条件をお聞きし、良縁ニュースに掲載しています。そのときに、「タバコを吸わない方」とか、「仕事を続けたいので、ご理解いただける方」というのはとてもわかりやすい具体的な条件なのですが、中には「包容力のある方」とか、「穏やかな性格の方」といった性格について条件をつける方もいらっしゃいます。
ところが、性格というのは、相手によってその評価はさまざまで、たとえば私たちが「物静かな方」と表現した方が、違う人から見ると「暗い人」と評価されるかもしれません。ですから、お相手を選ぶ際にその方の性格について聞かれたときには、正直に「分からない」と答えています。人によって見方が違うのですから、こればかりは自分で会ってみて、実際にどう判断するかにかかっていると言えます。ですからもしもあなたが相手の性格を重視するのであれば、条件の欄には「人物本位」と書き入れるのが、いちばん良いと思います。
条件のところに「できれば~」といった表現を使うのも考えものです。よく「できれば医師の方」と書く人もいますが、これは一見一歩引いた言い方のように見えて、そうではありません。むしろ「医師を希望」と書いたほうが、何を求めているのかはっきりしていていいと思います。
以前、趣味の欄に「落書き」と書いた女性がいました。たぶん、紙に絵を描くのが癖のようになっている人で、ちょっとお茶目な感じを出したいというところから書いたのだと思いますが、保守的な人は、「落書き」という言葉に悪いイメージを持っています。むしろ「イラスト」にしたほうがいいとアドバイスしたのですが、こういったセンスの違いはなかなかむずかしいものがあります。往々にして女性のほうがユーモアのセンスがあるのですが、男性にはそのユーモアを受け取れる人が少ないというのも事実です。
良縁ニュースには写真を掲載していますが、時々「写真は掲載したくないので、入れないでください」とおっしゃる方もいます。「外見だけで選んでほしくない」といった気持ちはよく分かるのですが、結果的にいえば、写真なしの方で、これまでお見合いの申し込みがあった例はたいへん少ないのです。ですから、入会して三カ月くらいたったころに説得し、写真を掲載していただくようにしています。

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